親善試合 対BWS

2019/7/28 対BWS交流戦。

関東学院大学のラグビーグラウンドは、風が縦方向に流れる様に風向きを考慮して作られているそうです。縦方向とはHポールからHポールに向けて。ちなみにラグビーのポールは、別名H(エイチ)ポールと言われます。この風向きは、前・後半でサイドが入れ替わるので、条件は同じというフェアな観点からとなります。
さて、ラグビーでは、とれもとても重要視されるフェアについてもう一つ。大学の体育会ラグビー部以上、おそらく今は多く高校でもグラウンド上では名前に敬称を付けません。具体的には、大学4年生に田中選手という人がいたとします。彼は、4年でキャプテンとしましょう。グラウンド上では1,2,3年の下級生は田中キャプテンを「田中」と呼びます。仮にニックネームがあれば、それも敬称略。練習が白熱してくると下級生は「田中、放れ!」などは普通に言います。「田中さん、パスください」とは言いません。仮に田中選手がミスをすれば、後輩が「田中、なにやってんだよ!」くらいも普通です。逆にグラウンド上での遠慮や配慮はタブー視されます。ラグビーは、グラウンド上では学年や肩書に関係なく、みんなフェアな立場となります。
さて、保善ラグビー部はどうかな? 伝統校なので、きっとグラウンド上では敬称略になっていると思います。

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